本記事は、人気漫画『チェンソーマン』の飢餓の悪魔の能力や目的、これまでのエピソード、今後の動向を解説する記事となっております。
- 『チェンソーマン』に出てくる飢餓の悪魔って、どんな悪魔?
- 飢餓の悪魔の能力について知りたい!
- 飢餓の悪魔は今後どんな活躍をするの?
そんな方におススメの記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
『チェンソーマン』飢餓の悪魔とは?
飢餓の悪魔は、『チェンソーマン』第2部に登場する悪魔です。
プロフィールは以下の通り。
悪魔名 | 飢餓の悪魔 |
自称 | キガちゃん |
所属 | 第四東高校 生徒会役員 デビルハンター部 |
家族 | ヨルの姉(自称) |
特徴 | ショートカット顔に ある多数の黒子 同心円状の瞳 スターターロープのピアス |
マキマと同じ同心円状の瞳、デンジの胸に生えたスターターと似ているピアスは伏線の可能性がありそうですね。
また、常に無表情で感情が読めません。
かなりの大食らいで、吉田ヒロフミとカフェに行った際には、6種類のスイーツを5個ずつ注文していました。
作中では、三鷹アサと、彼女と身体を共有している戦争の悪魔・ヨルの前にたびたび現れ、2人の助けになることもあります。
一方で、2人の命に危険をもたらすような手口も使って、ヨルを自分の駒にしようと画策する場面もありました。
『チェンソーマン』飢餓の悪魔の能力とは?
飢餓の悪魔は、飢えた者を自分の駒にする能力を持っています。
この能力は、支配の悪魔の能力とやや似ていますよね。
ですが、支配の悪魔は「格下と認めた者」しか支配できないのに対し、飢餓の悪魔は相手が格上だろうと飢えさせればその悪魔を使役できるのです。
実際、飢餓の悪魔は、根源的恐怖が由来の「落下の悪魔」を従えていました。
この他にも、飢餓の悪魔特有の能力はあるのかもしれませんが、未だ明らかになっていません。
『チェンソーマン』飢餓の悪魔のこれまでの動き
ここでは飢餓の悪魔の、最新話までの動向を解説します。
ユウコを助ける
飢餓の悪魔が初めて登場したのが、『チェンソーマン』108話。
第四東高校の校舎内で、三鷹アサの友人・ユウコが正義の悪魔の力により、悪魔の姿になってしまいました。
アサは暴走する友を止めるために「制服強強剣」を生成して対抗しますが、その威力は想像を超えてユウコの身体をバラバラにしてしまいます。
ユウコを殺すつもりはなかったと焦るアサの前に現れたのが、飢餓の悪魔でした。
飢餓の悪魔は何らかの手段を施し、ユウコを延命しましたが、ユウコは巨大化してさらに暴走。
結局、ユウコは人間の姿に戻れなくなり、アサの前から姿を消します。
永遠の悪魔を使ってアサを水族館に閉じ込める
田無水族館で、デンジとデートすることになったアサ。
そこへ、謎の女子高生がやってきて、自分が飢餓の悪魔であることを明かします。
飢餓の悪魔が指を鳴らすと、永遠の悪魔の能力により、アサやデンジは水族館の中に閉じ込められてしまいました。
飢餓の悪魔は、デンジを武器にするまで水族館からは出られないと言い残してその場を去ります。
アサは「水族館槍(アクアリウムスピア)」により、永遠の悪魔を討伐。
飢餓の悪魔は付近の建物のフェンスに立って、一連の様子を観察していました。
落下の悪魔を使ってアサを支配下に置こうとする
飢餓の悪魔は、落下の悪魔を使って、ヨルを飢えに追い込み、手駒にしようと画策します。
落下の悪魔の能力は心や身体、物体とあらゆるものを落下させることができるものです。
落下の悪魔は、アサの心を落ち込ませて、イモムシのような巨大な悪魔に食べさせようとしました。
しかし、そこへデンジやナユタが乱入し、アサを吐き出させたことで、計画は失敗に終わりました。
世界平和チェンソーマン教会にアサを加入させる
続いて、飢餓の悪魔はアサの家に現れ、アサとヨルに助言をします。
チェンソーマンを助けたいアサと、チェンソーマンと戦いたいヨルは対立。
そこに飢餓の悪魔が現れ、デンジである赤いチェンソーマンとチェンソーの悪魔である黒いチェンソーマンは別人だと示し、アサに世界平和チェンソーマン教会に入ることを勧めます。
飢餓の悪魔によると、ヨルが黒いチェンソーマンと戦うためには、赤いチェンソーマンを普通の人間に戻す必要があるとのこと。
チェンソーマン教会に入会すれば、アサは赤いチェンソーマン(デンジ)を助けられる、ヨルは黒いチェンソーマンと戦えるため、アサはチェンソーマン教会へ入会するのでした
チェンソーマンを奪還するため悪魔収容センターへ
デンジは、以前からデンジを警戒していた公安によって身柄を確保され、解体処分されることになります。
飢餓の悪魔はアサとヨルに接触し、共にチェンソーマンを救うことを提案。
アサもチェンソーマンに恩を返すことができると意気込み、デンジが収容されている悪魔収容センターへ乗り込むのでした。
『チェンソーマン』飢餓の悪魔の目的とは?
飢餓の悪魔と手を組んでいる武器人間(ウェポンズ)のバルエムによると、飢餓の悪魔の目的は”チェンソーマンと戦争の悪魔を強くし、恐怖の大魔王を殺すこと”だそう。
バルエムのいう恐怖の大魔王とは、おそらく死の悪魔でしょう。
また、吉田ヒロフミは”1999年の7月に恐怖の大魔王が下りてくる”という「ノストラダムスの大予言」が流行していると話していました。
さらに飢餓の悪魔はナユタに対し、”まもなく地上に最悪の恐怖が下りてくれば、人の時代は終わり悪魔の時代になる”とも語っています。
飢餓の悪魔が悪魔の時代が来ることを嫌がる理由は、ピザや中華料理がなくなるから。
これが本心かどうかわかりませんが、アサを自分の手駒にしようとしたり、チェンソーマンを奪還しようとしたり、色々裏で動いているのです。
『チェンソーマン』飢餓の悪魔の今後の動向を考察
ここでは、飢餓の悪魔が今後どういった行動をとるのか考察していきます。
①より強力な悪魔を使役してアサを襲う
2024年4月現在、飢餓の悪魔とアサは”チェンソーマンを奪還する”という目的から一緒に行動しています。
ですが、アサはチェンソーマンを普通の人間にしたいと望んでいるため、恐怖の大魔王(死の悪魔と思われる)とチェンソーマンの対戦は避けたいはず。
互いの意見の対立により、飢餓の悪魔はアサを強制的に従わせるためにも強力な悪魔を用いてアサを襲い、自分の手駒にしようとする可能性があります。
②デンジとの戦い
『チェンソーマン』第1部で支配の悪魔と同様に、飢餓の悪魔もチェンソーの悪魔を復活させようとするのではないでしょうか。
飢餓の悪魔は、恐怖の大魔王と戦おうとするわけですから、味方となりそうなチェンソーマンをより強化しようとしていました。
チェンソーマンがデンジ(赤いチェンソーマン)ではなく、より強力なチェンソーの悪魔(黒いチェンソーマン)であれば、確実に恐怖の大魔王を倒すことができると考えれば、チェンソーの悪魔の復活を目論む可能性はあります。
チェンソーマンを復活させるための手段として、まずデンジと戦うのではないでしょうか。
③死の悪魔との戦い
最終的には、飢餓の悪魔は恐怖の大魔王である死の悪魔と戦うと考えられます。
アサとヨル、デンジ、ナユタ、チェンソーマン教会のメンバー、武器人間(ウェポンズ)、吉田ヒロフミなど、つながりが深いため、彼らも味方になるかもしれません。
飢餓の悪魔が死の悪魔に対してどのような感情を抱いているのかは不明ですが、倒したいと思って画策している以上、並々ならぬ感情があるのは確かです。
まとめ
- 飢餓の悪魔の能力は飢えさせた者を手駒にできるというもの
- 飢餓の悪魔はアサに対してたびたび悪魔を送っている
- 飢餓の悪魔の目的は恐怖の大魔王(死の悪魔?)を倒すこと
- 飢餓の悪魔は今後、アサとデンジ、死の悪魔と戦う可能性がある
『チェンソーマン』第2部のキーパーソンである、飢餓の悪魔。
今後も、彼女の活躍や動向から目が離せません。
ぜひ、飢餓の悪魔について、『チェンソーマン』の漫画で確認してみてください!