今回はひぐらしのなく頃にの入江機関の実権を握っている鷹野三四をご紹介!
悲惨な幼少時代と恩人によって救われた過去がありますよね。
しかし、そんな過去によって運命づけられてしまった鷹野三四の目的とはなんだったのでしょうか?
ということでひぐらしに登場する鷹野三四の悲惨な過去と目的をご紹介します!
【ひぐらし】鷹野三四の過去と目的
ひぐらしの中での黒幕とされている鷹野三四ですが、実は暗い過去を持っていたりします。
ということでまずは鷹野の過去についてご紹介していきます!
鷹野の過去
鷹野は過去に
事故で両親を亡くし、施設に引き取られた
という経験をしています。
それも、かなり劣悪な環境の施設だったのです。
施設にいた頃の暮らし
鷹野が過ごした孤児院は、国からの補助金目当ての名ばかり施設で、職員不足や労働環境の低いところでした。
職員の虐待が横行する劣悪な環境で、死亡する孤児が後を絶たない状況だったのです。
そんな施設で過ごしていたある日、鷹野は仲間から「一緒に脱走しない?」と持ちかけられます。
かなり危ない賭けでしたが、鷹野はその話に乗ることにして脱走。
相手が大人であったこともあり、施設の職員にすぐに見つかってしまいますが、父に「困ったときはこの人に連絡をしなさい」と言われていた父親の恩師である高野一二三に公衆電話から連絡します。
その後鷹野は施設に連れ戻されてしまいましたが、その後鷹野一二三の手によって無事に救出され養子になったのでした。
高野一二三との暮らし
命の恩人である高野一二三に対しての感謝と尊敬は、鷹野のその後の人生を左右してしまうほどの事でした。
簡単にいうと鷹野と高野一二三の関係は
- とにかく関係は良好
- 本当のおじいちゃんと孫のような関係
- 一二三が博識なことから鷹野は尊敬の目を向けていた
- 一二三の仕事も手伝っており、そこから知識をつけていった
このように、優しくて博識なおじいちゃんとおじいちゃんから知識を得ている気が利く頭のいい孫というような極めて良好な関係でした。
一二三がかなり子供への接し方が上手く、鷹野もかわいい子供だったのでこのような関係を気づくことができたのだと思います!
そして名前は本名の田無美代子から、一二三を継いで更にその先を行く名前という意味を込めて高野三四に改名。
尊敬する高野一二三の死後、高野三四は一二三の遺産である雛見沢症候群の研究を受け継ぎ勉学に謹んだ学生時代を送ります。
後に研究に支障がないように高野から鷹野に改名しました。
このように施設にいた頃の暮らしと一二三に引き取られた後の暮らしでは、天と地のようなものだったわけです。
鷹野の目的
昭和52年での鷹野の目的は大きく分けて3つ!
- 一二三の研究の引き継ぎ続ける
- 研究を世間に認めさせる
- オヤシロ様となる
というものでした。
それぞれ詳しくご紹介していきます!
一二三の研究を続ける
当時の高野一二三は雛見沢症候群の研究に全てをかけていましたが、当時の政治的背景などから「非現実的」という半ば不当な評価を受けたままこの世を去ってしまいました。
しかも大人たちは一二三のレポートを踏みつけにし、去っていきます。
三四は「尊敬しているおじいちゃんが頑張って作ったレポートを踏みつけるなんてあんまりだ!」と思い、見返すことを決心したのです。
こうして一二三の研究を受け継いだ鷹野は、日本最高峰の大学を首席で卒業。
政財界の大物の小泉というスポンサーを得ることで研究を継続し、陸上自衛隊所属の入江機関の最高権力者となりました。
小泉の力もあり、大人たちは雛見沢症候群の存在を認めます。
特別な計画
順調に進んでいるように思えていた鷹野の研究ですが、小泉の死によりスポンサーが居なくなったことで、研究を続けることが難しくなってしまいます。
さらに一二三の研究を馬鹿されたように、鷹野もまた大人たちにそんなものがあるわけがないという評価を受けたのです。
これには、大人たちが小泉というスポンサーを失った鷹野について行く必要性を感じなくなったという背景があります。
研究を認められず絶望していた鷹野に東京の野村が声をかけます。
そして野村が鷹野に持ちかけた話こそが
終末作戦
だったのです。
この作戦はあくまで東京の内部の派閥争いによって派生した計画であり、野村たちが企んでいたことは首相の失脚です。
本来は鷹野には全く関係のないことですが、どうしても雛見沢症候群の存在を世間に知らしめたかった鷹野にとっても好都合であると判断したのでしょう。
研究を世に残すために終末作戦と呼ばれる雛見沢滅亡計画に加担することに決めてしまいました。
このような行動からも、鷹野がいかに研究を認めさせたいと思っていたかがよくわかりますね!
オヤシロ様になろうとした
鷹野三四は終末作戦を実行するにあたって自分を不幸に陥れた神に復讐し、自分自身が神=祟りを起こすオヤシロ様になろうとしていたのでした。
さらに幼い頃のトラウマから自分の存在を認めてくれる人を求めており、自身が神になることで一二三とずっと一緒に居られると考えていたようです。
自分を救ってくれた一二三の存在が鷹野にとっていかに大きなものなのかがよくわかってきますね。
【ひぐらし】鷹野三四の過去が悲惨?目的はなんだったの?:まとめ
まとめると
- 幼いころに両親と死別して環境の悪い施設に入れられてしまう。
- 高野一二三に引き取られて雛見沢症候群の研究を引き継ぐ。
- 後世に研究を残すために雛見沢終末作戦を実行してしまった。
悲惨な過去に人生を狂わされてしまった悲しい女性ですね。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!!