前話で意見が食い違ってしまったバルドと劉ですが、その後の計画をどうするのか気になるところですよね。
そもそもアテナ退役軍人療養所は本当に悪いところなのかも現時点では謎です。
ということで黒執事ネタバレ175話をご紹介して行きます!
【黒執事】ネタバレ175話
それでは早速175話の内容をネタバレして行きます!
劉とバルドの意見の食い違い
バルドはエイダの様子を見て疑いたくない気持ちと、シエルの役に立ちたい気持ちとで葛藤していました。
本当の気持ちを押し込めるように、バルドは血液採取を行なっている場合は殲滅しなければいけないと口に出します。
その様子を見て劉は
「まず医者と看護婦は全員始末すべきだよね
出入り業者とかはどうしようか?」
と聞きました。
するとバルドは職員を始末するだけでは新たな人員が補填され、同じことの繰り返しだと指摘。
そして
「真実を知らずに利用されている者をも皆殺しにしろと坊ちゃんは命令していない」
劉のような強引なやり方ではなく、もう少ししっかり考えてやり方を変えたいと提案しました。
夜に決行
バルドは夜に自分のベッドから起き出し、ある部屋に向かいます。
そこにはエイダがおり、「やはりきたか。貴方は本物のマシュー・バーグ氏ではないな。」と言います。
バルドは自分がアフリカで戦争に参加したマシューではないと言うことを知られていたことに驚き、そう思う理由を尋ねました。
その理由は単純な者で、バルドが入所した日に演技で錯乱した際に叫んだ内容は、アフリカではなくアメリカの戦争の話だったからでした。
エイダに一体何者だと聞かれますが、それには答えずになぜバルドに血液を採取している施設を見せたのかと質問を返します。
続けてバルドが
「血液を収集する秘密結社の調査をしている
人死を犯して新聞の一面になったスフィア・ミュージックホール
知らないわけないよな」
「看護婦が患者の命を危険に晒すってのか?」
と聞くとエイダは否定。
人名は守るし、血液を提供することで退役軍人たちの尊厳を守りたいと言います。
エイダの考える尊厳
エイダは、退役軍人たちや負傷者が不潔で劣悪な状態でただただ生かされていることを許すことができず、尊厳は命に等しいはずだという考えを持っていました。
バルドはそれを聞いて、なぜそこまでと尋ねます。
エイダは昔、スーダンの反乱に従軍していました。
そしてそこでは、包囲戦によって豚大は全滅。
悲鳴や血煙を見ても何もすることができません。
何より、安らかに死なせることすらできなかったこと、そして自分はおめおめと生き残り国に戻ったことを気にしていたのです。
そんなエイダは自分のできる唯一の贖罪は看護だけだと考えているのでした。
そんな話を聞き、バルドは「おめおめと生き残った…か。俺と…同じだな。」と言いました。
バルドの過去
バルドは戦争をしていた頃、みんなが死んで自分だけ生き残りました。
洞窟でたくさんの死体が転がっている中、恐る恐る誰かの腕を持ち、ナイフを握っています。
バルドはあまりにもお腹が空いていてできることはもうこれしかなかったのです。
そんな時、後ろでバサっと音がして、バルドは急いで振り返りました。
するとそこには、黒い燕尾服を着た男がシートをひいて食器の入ったカゴを置いています。
男はティーカップにお茶を注ぎ、「こんにちは。紅茶はいかがですか?」と尋ねました。
それがセバスチャンとバルドの初めての出会いなのでした。
【黒執事】ネタバレ175話!バルドと劉の計画はどうなる?
こういう話を見ていると悲しい気持ちになりますよね…。
バルドの過去って初めて描かれたのではないでしょうか?
ただ、エイダに同情して結局バルドは何もできなそうな感じがしますね。
劉とまた喧嘩にならないといいけど…。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!