【推しの子】は芸能界を舞台にした作品で、輝かしアイドルの姿や舞台に立つ人の活躍や成長を描く反面、泥沼な人間関係や欲望に塗れた人間の闇が描かれています。
なぜ人々の活躍や成長をえがいているのに重いと言われているのか、【推しの子】の良いところ、悪いところが気になりますよね。
ということで今回は、
・【推しの子】はなぜ重いと言われているのか
・「重すぎる」以外の賞賛の声
・【推しの子】の良さ悪さとは
について解説していきます。
【推しの子】は内容が重すぎる?怖い・気持ち悪いと言われる要因
それでは早速なぜ【推しの子】が、怖いや気持ち悪いと言われているのかを解説していきます。
最初からアイが死亡するのが重すぎる
まず【推しの子】が「重い」「怖い」と言われてしまう要因の一つに、アイが1巻から死亡してしまうという衝撃展開が挙げられます。
アイの仕事は順調、念願のドーム公演を控えていたのにもかかわらず、すぐに死亡してしまうのが読者としては予想のつかない展開でしたよね。
Twitterでもこのような意見が出ていました。
このようなことから、この【推しの子】という作品は、1巻から多くの読者に衝撃を与える作品ということが分かりますね。
復讐に囚われているアクアたちをみているのがきつい!
次に、復讐に囚われているアクアたちを見ているのが精神的に辛いと言われている要因は何なのかを見ていきましょう。
このようにアクアの復讐ですでに重いとされていたのにアクアに続いて、ルビーまで復讐をしようと試みてしまうところがより重く感じてしまいます。
そして、作品を通してずっとアクアの復讐のことが描かれていて、重い雰囲気のところが多く、ハッピーエンドになる未来が見えにくいというところが「重い」や「怖い」と言われている要因かもしれませんね。
そもそも設定が気持ち悪い
【推しの子】は設定が独特ということもあり、そもそも設定からして苦手という方もいるようです。
例えば、
作品名の【推しの子】は、2つの意味が込められています。
「推し」とは、アイドルファンなどの間で「応援する人」の意味で使われており、この作品のタイトルは「推していたアイドルの子供に転生する」という意味が込められていて、具体的には主人公のアクアとルビーを指しています。
タイトルだけを見るとただのアイドルの漫画かと思う人が多いみたいです。
この【推しの子】はタイトルだけで内容を推測するのは難しそうですね。
他には「オタクの推していたアイドルに転生する設定が気持ち悪い」とも言われています。
第一章のあらすじは、以下の通りです。
田舎の産婦人科医・ゴローの元に、活動休止中の彼の推しのアイドル・星野アイが双子を妊娠した状態で現れる。
ゴローはその妊娠出産に立ち会うことになるが、出産直前にアイのストーカーにより、命を落としてしまう。
そして再び目が覚めた時、そのアイの子供、星野愛久愛海(通称:アクア)として生まれ変わった。
いわゆる「転生モノ」の漫画はあっても、オタクが好きなアイドルの子供に転生するという作品設定は珍しいものですよね。
【推しの子】は重すぎるなどの他にも賞賛の声が多数!
気持ち悪いや重いなどの批判の声の他に賞賛の声もあったので、そちらを紹介していきます。
実際に読んでみた感想
私はこの作品を読んでみて、最初はただアイドルを推すおじさんの話かなと思っていたら、とんでもない!
やっぱり、私も1巻が一番衝撃だったのを覚えています。
あんなに幸せそうだったアイがあんな形で亡くなってしまうのはとても驚きましたし、ショックでした。
また、刺されたあとにアイが放った言葉も想像できないものでした。
でも、最期にはアクアとルビーに嘘ではなく「愛してる」と言えたのが、アイとしては良かったんじゃないかと思います。
他にも悔いはあったかもしれないけれど、アイが望んでいたことは、「愛してる」が本当になることでした。
アイの視点からすると、自分が母親に愛されなかったということもあり、自分の子供を最期に愛することができたことは、私は本当に良かったと思います。
この作品は本当にタイトルからは想像できない深い内容で、読む前と読んだあとでは感じ方が変わりました。
ネットでの賞賛の声
このように、「展開に驚いた」「感動した」という感想が多かったので、重いや気持ち悪い・怖いと思う人ばかりでもないようです。
【推しの子】は賛否両論?良さ悪さまとめ
今回は、なぜ【推しの子】の内容が重すぎて怖い・気持ち悪いと言われているのかを解説しました。
まとめると…
・アイが1巻から死亡してしまうという衝撃展開
・アクアに続いてルビーも復讐を試みてしまう
・タイトルが気持ち悪い
・オタクの推していたアイドルに転生する設定
この設定が苦手という人が多い
こんな感じです!
重いや怖い・気持ち悪いと言われる理由は一つではなく、いくつかあるみたいですね。
上記でもご紹介しましたが、【推しの子】はただ重かったり、気持ち悪いだけの作品ではなく、それぞれのキャラクターにたくさん魅力があります。
しんどい時に読むと心にグサグサくる部分はありそうですが、中身がしっかり詰まった作品ですので、少しでも気になった方はぜひ読んでみてください!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。