天国大魔境の宇佐美はシロ!?ミミヒメとの関係性についてもネタバレ

天国大魔境宇佐美シロアイキャッチ

4月1日(土)よりアニメ天国大魔境が放映開始しましたね。

物語が進んでいく内に登場人物に感情移入してしまうのが天国大魔境です。

と言うわけで今回は

・天国大魔境の宇佐美はシロ!?
・天国大魔境のシロとミミヒメの関係性について
・天国大魔境の宇佐美と星尾は?

について解説して参りたいと思います!

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目次

天国大魔境の宇佐美はシロ?共通点はどこ?

天国大魔境の宇佐美はシロです。

それでは天国大魔境の外の外の世界(魔境)に登場する宇佐美が、施設のシロと同一人物であることをお話していきますね。

宇佐美がシロだとわかる決定的なシーン

決定的なシーンは単行本8巻の168ページです。

施設にいた人物ではシロの他に3人が同時に外の世界に出ました。

それと同時に4人とも新しい名前を貰っているのですが、シロの新しい名前がはっきりと判明したのは、かなり後半の8巻になってからのことです。

8巻の168ページがそのシーンとなります。

他3人が新しい名前を名乗っているので、シロも宇佐美という名前で間違いないだろうと思われたものの、タカ(南方 弥刀)とアンズ(梅津 乃亜)が結婚する際に、立会人になったシロ(宇佐美 瞬)とミミヒメ(星尾 あかり)のシーンで、シロが倒れます。

その時、他の3人がシロを呼ぶことで新しい名前のフルネームが明かされたのでした。

共通点①機械を作ることができる

シロも宇佐美も機械を作ることができます

施設にいた頃のシロはミミヒメ以外の前ではまるで陰キャで、必要最低限の会話こそするものの、タカから運動しようと誘われても、自分は続きを作りたいから…と断って機械のようなものを作っていました(1巻1話)。

しかし、ミミヒメがトキオを誘うと、何かを作りながらもジト目でみつめるような一面も…。

外に出てからの宇佐美も、ベッドに横たわる彼女に寄り添うように、「自分が何かを作っていると彼女が喜ぶから」と言う理由で、身体の一部を失ってしまった人たちに補助具のようなものを作り続けていましたね(4巻21話)。

共通点②ボタン

ミミヒメがシロに渡したボタンを宇佐美も持っていました

初めて施設が外部から攻撃を受けた際に、シロたちは壊れた壁の穴から外の外の世界に出ます。

崖から落ちたミミヒメを身を呈して守ったシロに、ミミヒメは自分の制服のボタンを渡します(6巻37話)。

その後、キルコとマルが宇佐美と遭遇しますが、宇佐美の手にはかつてミミヒメがシロに渡した制服のボタンがあったのを発見しています(4巻22話)。

共通点③顔に興味がなく覚えられない

シロも宇佐美も他人の顔に興味がありません

外の外の世界で宇佐美の願いを聞き届けるためにキルコとマルも協力しますが、その際にキルコは宇佐美に自分が探している医者、迫田の写真を見せます。

しかし宇佐美は「あいにく他人の顔に興味がなくてわからない」と答えます(4巻21話)。

外の外の世界に出た直後のシロたちはホテルで過ごしていた期間があります。その際に一緒に買い物に行ったミミヒメが見つけた雑誌の俳優がタカに似てると告げます。

しかしシロは「僕は他人がどんな顔してるかなんて興味ないんだよ(ミミヒメ以外)」と答えます(7巻43話)。

以上のように、シロと宇佐美にはいくつもの類似点があげられるのですね。

天国大魔境のシロとミミヒメのその後について

施設側でのシロとミミヒメは他の同期よりも早く外に出ました

破壊された施設の穴から外の外の世界に出たシロ、ミミヒメ、タカ、アンズの4名でしたが、青島に保護され、他の同期たちより早く外での生活を始めることになりました

この後、4人は高原学園の東京上野分室で生活していたようですが、その後小惑星の衝突があり、大地震に見舞われます。

そして被災者のような生活を送る中でシロとミミヒメ、そしてタカとアンズに分かれて生活するようになりました。

ここから約10年の月日が流れることになります。

シロが不滅教団のトップに

シロ=宇佐美は不滅教団のトップになっています。

宇佐美の話に拠れば、ヒルコになる病を発症してしまった彼女を救うためだけに作った組織のようです。

・そのように(不滅教団と)呼ばれることもある。
・自分は医師ではない。
・自分が何かを作っていると彼女がよろこぶ。

というのが宇佐美の認識でした。

ミミヒメとの最期

シロとミミヒメは現在は死亡しています。

数々の類似点から、シロが宇佐美 瞬であることがおわかりいただけたかと思います。

4巻辺りを読んでいた時には、キルコとマルが旅の途中で出会った不滅教団の2人…という認識しか持てなかったかと思います。

それだけでも十分に哀しいエピソードだったのですが、巻が下がるにつれて宇佐美=シロということが発覚し、8巻になって不滅教団での宇佐美とその彼女の記憶が鮮明に思い出され、更に切なくなるという筋書きだったのですね。

天国大魔境の宇佐美はシロなのか:まとめ

天国大魔境の宇佐美はシロでした。

天国大魔境は過去軸と現在軸が交互に語られることによって、あたかも2つの出来事が同時進行で進んでいるものだと理解してしまいがちなのですが、何人かの登場人物によって、施設側のほうは過去の出来事なのだと認識する作品でもあります。

その何人かの登場人物の中でもっとも分かりやすい形で語られたのが、シロとミミヒメのお話ではないでしょうか。

天国大魔境の宇佐美はシロ!?ミミヒメとの関係性について、今回は解説させていただきました。

まとめますと

・天国大魔境の宇佐美はシロだった。
・天国大魔境のシロとミミヒメは施設を出た後もずっと寄り添っていた。
・天国大魔境の宇佐美瞬がシロで、星尾あかりがミミヒメです。

となります。

単行本3、4巻にして既にこの世を去っていたシロとミミヒメですが、まだ過去の出来事の全貌が明らかになっているわけではありません。

過去軸が語られる時、またシロやミミヒメに会えると良いですよね。

それではここまでご覧いただきありがとうございました。

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