ヴァニタスの手記に登場するヒロインのジャンヌ。
ジャンヌの幼少期や、業火の魔女となった理由である過去の出来事がとても悲しいんです。
ルスヴン卿との関係についても気になりますよね。
ということで、ヴァニタスの手記のジャンヌの過去や業火の魔女になった理由についてご紹介していきます!
【ヴァニタスの手記】ジャンヌの過去や業火の魔女になった理由は?
業火の魔女と呼ばれる元処刑人であるジャンヌは、ルスヴン卿によってその命を受けました。
それにも深い理由があるのです。
ということで早速ジャンヌの過去についてご紹介していきます!
ジャンヌの過去
ジャンヌの本当の両親は誰なのか明かされていません。
ですが、幼少期から
お前は人形だ
ただの人形、道具であればいい
器に意思は必要ない何も考えるな、望むな、願うな
それを破れば首を落とす
と洗脳されながら育ったようです。
逃走したのか、道端に座っていたジャンヌは、穏健派として吸血鬼と人間の和解や共存のために動いていたルスヴンと行動をともにしている男女に拾われます。
そして、無邪気で大人の手に負えないほど元気な少女に成長しました。
そのためジャンヌも幼少期からルスヴンと面識があったのです。
塔に閉じ込められていたクロエの元にジャンヌとルスヴンの二人で向かったこともあるなど、その関係性は良好なものでした。
育て親の裏切り
そんなジャンヌとルスヴンの関係性は、ジャンヌの育て親の行動によって大きく変わってしまいます。
ジャンヌの育て親は、穏健派のルスヴンを裏切りルスヴンの苦心の末に実現させた人間と吸血鬼との対談の場でとある事件を起こしたのです。
それは
人間側と結託し吸血鬼の貴族達を全員殺害
というあまりにも残虐なものでした。
どうしてこのような行動をとったのかについては、作中ではまだ明かされていません。
ジャンヌの育て親は死刑。
何も知らずに二人の帰りを待っていたジャンヌは、唐突にこの事実を知らされることとなります。
事実を知ったジャンヌは、幼少期に言われていた言葉を思い出します。
幸せに暮らしてしまったために、自分の首ではなく両親の首が落ちてしまったのだと、後悔。
それならば処刑人として命令に従えばいいと考えます。
こうしてジャンヌは親の罪を背負い、処刑人として生きていくことになったのでした。
ルスヴンに再開
処刑人として淡々と命令をこなし、元初老院の処刑人と高い地位まで登り上がったジャンヌは、処刑人と処刑されるものという関係性で再びクロエに会うことに。
今までに何も考えずに処刑してきたジャンヌでしたが、幼い頃に仲良く遊んだクロエを処刑しなければいけないという事実に耐えきれず、動けなくなってしまったのです。
ジャンヌが戸惑っているうちに、クロエは崖から落下。
ジャンヌが手を下すこともなく、クロエは自殺したのです。
のちにクロエが死んでいなかったことが発覚しますが、この時のジャンヌはクロエが死んだと思っていたため精神が崩壊。
命令を守れなかっただけでなく、駆けつけた監視のものを皆殺しにし、暴走してしまいます。
処刑人として活動できなくなったジャンヌは、ルスヴン卿に引き取られることとなりました。
ルスヴン卿の呪い
牢屋に放り込まれていたジャンヌの元に、禍名がよってきます。
「ジャンヌ」との呼び声で目を覚ましたジャンヌは目の前にいるルスヴン卿と、ルスヴン卿の頬についた傷を見て驚きました。
どうやら、ルスヴンは呪い持ちであり人に拘束力のある命令をできる呪いを使えるようです。
ルスヴンはジャンヌに
ジェーヴォーダンの事件を終結させろ
と命令。
ジェーヴォーダンとは、クロエが住んでいた地域のことで、それはつまりクロエに関係する事件をどうにかしろとの命令だったのです。
ジャンヌはこの命令をずっと心に抱えて生きていくこととなりました。
【ヴァニタスの手記】ジャンヌの過去が悲しすぎる!業火の魔女になった理由は?:まとめ
まとめると
- ジャンヌは幼少期から洗脳され、道具として育てられた
- その場から逃げ出したのか、ルスヴンとともに行動していた男女に拾われ育てられる
- その後育て親の裏切りでジャンヌは処刑人に
- 処刑人として淡々と命令をこなしていたが、ある日仲の良かったクロエを処刑することとなり、精神が崩壊
- 処刑人として活動できなくなったジャンヌはルスヴンに命令を受けることとなり、クロエの事件を心の中で引きずりながら生活
こんな感じです。
ジャンヌの育て親が起こした事件も、誰かに嵌められたのではないかと考えてしまいますよね。
そして、育て親に拾われる前にジャンヌがどこにいたのかについてもまだ謎です。
気になる点はまだ多いですが、ヴァニタスと幸せになって欲しと願うばかりです…。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!