わたしの幸せな結婚ネタバレ1話王道なのに独特の世界観を持つ漫画?

わたしの幸せな結婚

わたしの幸せな結婚は、実の母親を亡くした斎森美世が、継母とその娘にいたぶられる余り、期待や希望というものを忘れて政略結婚をさせられてしますお話です。

どこか大正や江戸末期を彷彿とさせる時代感と、異能の使える者が多い世界観が相まって独特の世界を織りなしてるさまがとても素敵なんですよ。


ということで、わたしの幸せな結婚1話をネタバレしていきます!

わたしの幸せな結婚ネタバレ1話

さっそく1話のネタバレをしていきます!

婚約者は美貌で冷酷…?

美世は三つ指をつき、深々と婚約者に頭を下げ、挨拶をしました。

しかし相手の夫となるはずの男は振り向こうともせず、本を読んでいるだけでした。

無視されることも虐げられることにも慣れている美世は、初めての場所や初対面の人の前で下手に動かないほうがいいという美世なりの処世術を身につけてしまっています。

やがて、いつまでそうしている気かと男は美世に問いました。

それでも謝罪することしか美世は知りません。

それも“慣れて”いたからです。

ようやく婚約者の男はため息をつき振り向くと、一瞬女性かと見まがう程の見惚れるような相貌をしています。

しかし、それでも美世は知っていました。

これまで幾人もの女性が三日と持たず彼との結婚を諦めていたということを。

それでも今後どのようなつらい目に遭わされようとも、自分はここでやっていくしかないのだという事も。

希望を忘れたシンデレラ

美世の生家である斎森家は歴史のある名家で異能者の家系でした。

父親と母親は、異能の特殊な血を少しでも濃く保つための、いわゆる政略結婚で父親には別に愛する人がいたのでした。

美世も初めは愛されていた記憶が少しだけ残っていますが、それも母親が病で早世するまでの事だったのです。

父親はかつての恋人を後妻として迎え、そして継母となったその女性は、一度自分を愛する人と引き裂いた前妻の娘の美世を恨んでいました。

父親は政略結婚を了承した負い目からか継母に弱く、愛する女性との間に産まれた娘の香耶のほうが可愛いのか、美世には見向きもしなくなったのです。

異母妹の香耶は美世より遥かに美しく、教養を身につけられるような状況で育ち、その上、美世にはない異能の、見鬼(けんき)の才まで持っていました。

香耶は継母と同じように美世を見下すようになり、使用人同様の扱いを受けるようになってしまったのです。

潰えたかすかな期待

斎森家で庭の掃き掃除をしていた時に手土産を持って訪れてくれるような幼馴染みが美世にはいました。

斎森家同様、異能の家系である辰石家の次男で、唯一美世を斎森家の娘として接してくれる、幸次という優しい男性でした。

美世のことを気にかけ、こんな使用人のような扱いを受けるのはおかしいと、美世の父親に抗議しようとしてくれるような人物です。

けれど辰石家の人間が人様の家の事に口をだすのではないと一括されてしまえば引き下がるしかなく、優しさと優柔不断は紙一重なのだということを体現したような人物でもありました。

いつも和装の幸次が洋装で訪れ、斎森の当主に大事な話があるとなれば、美世が儚い期待を抱いてしまったのも無理のないことではないでしょうか。

しかしその期待を打ち砕いたのは当主である父親の口から出たのは、幸次に婿養子として入って貰い、その妻として斎森家を支えて行くのは香耶であると聞かされるのです。

美世にも縁談があり、嫁ぎ先は久堂家。

久堂家は家柄も異能も資産も権力もこの上ない名門中の名門で、この国では格上。

けれど当主の久堂清霞(きよか)は冷酷無慈悲な人物であるという噂も有名です。

そのような家に嫁いだとして、これまで何の教育も受けてこなかった教養のない美世が、格上の家の当主に気にいられるはずありません。

一度嫁いだからには斎森家には戻さないつもりだと言うことも美世は知っているのでした。

美世に残されたものとは…?

これからすぐに荷物をまとめ次第、久堂家に赴くようにと言われてしまい、ただ黙って受け入れるしかなかった美世ですが、部屋を出た美世を幸次は追ってきます。

謝罪することしか出来ない幸次に美代は、運が悪かっただけだと笑います。

幸次は自分を恨んでいないのかと問います。

再び謝る幸次。

本当は美世を助けたかったと、僕は君をと言いかける幸次の言葉を遮ったのは香耶でした。

荷物をまとめ次第と言われても、美世はまとめる程の荷物も持っていません。

使用人たちから譲って貰った普段着にそぐわぬ上等な着物は、久堂家に行く時に粗末な恰好では斎森家の対面が潰れてしまうとばかりに、父親から渡されたものが衣紋掛けにかけられていました。

そのことは、母親の形見である着物も高価な小物も全て継母と妹に奪われてしまっているということ。

父親がやはり自分が余所行きの着物を持っていないことを知りながら、見て見ぬふりをしていたのだと思い知らされるようで、胸につまります。

早くこの人生が終わることを祈るようにして眠る。

美世に残されたものはそれしかなかったのです。

命がけの結婚…?

たった一着の美しい着物をまとい、小さな手荷物を持って斎森家を出る美世。

そうそうに追い出されるか、斬って捨てられるかを覚悟しながら、見送りのひとつすらなく、徒歩で久堂家に向かいます。

自分にはもう後がないことも美世はまた知っていました。

帰れる家も頼れる人もない。

今後どのような運命が待ち受けていようと、久堂家でやれるだけやるしかないと、美世は深々と頭を下げたのでした。

わたしの幸せな結婚ネタバレ1話王道なのに独特の世界観を持つ漫画?:まとめ

このお話を読んでシンデレラを連想しない方はいないのではないでしょうか。

異なるのはシンデレラはいつも明るく希望を捨てなかった、或いは子供用に改編されていない原作のシンデレラは実は相当に性格の悪い人物だったという点です。

そうして明らかにシンデレラと異なるのは、異能を使える人物が多いという点です。

美しく冷酷非道な男のもとへ嫁いだ美世が今後どう生きていくのか。

楽しみにしていてくださいね。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!