ついに2期の放送開始した約ネバですが、なんだかアニメと原作漫画で内容が違う…?
1話2話では多少の差異がないように感じましたが、3話から明らかに内容が変わってきましたね!
ということで、約ネバ2期アニメの原作漫画との違いについてご紹介していきます。
【約ネバ】2期アニメと原作漫画との違いについてご紹介!
約ネバの2期では、初めは原作と多少の違いしかないように感じていましたが、3話からかなり違ってきましたね!
私としてもかなり驚きです。
ということで、2期アニメと原作漫画との違いをご紹介していきます!
1話2話
1話から多少原作と違いましたよね!
違っていたのは
- エマたちの脱獄後の農園の様子省略
- ペンについて詳細を語られない
- アルヴィピネラの蛇省略
- 真水をため込むイソギンチャクを見つけたのはレイではなくジェミマ
それぞれ詳しくご紹介していきます!
エマたちの脱獄後の農園
アニメでは完全に省略されていましたが、原作漫画ではエマたちの脱獄後ママ(イザベラ)がどうなったのかが描かれています。
農園にとっては、食用児がハウスから逃げ出すというのは大惨事です。
イザベラは「なんという失態73584!!」と罵倒されます。
そしてイザベラは、「優秀な食用児だったあなたがこんな失態を犯すはずがない」と言われますが、あくまで「全て私の責任です」と言い通します。
このようなやりとりがあって追っ手の鬼がエマたちを探し、レイが追い詰められるような状況となりました。
ペンの詳細
アニメではレイが元からミネルヴァのペンを持っていて、今後どのような方針で進んでいくか考えていたかのように描かれていましたよね。
しかし、原作ではレイはペンについて一切知りませんでした。
ミネルヴァのペンはもともとシスター・クローネが持っていたもので、その後ノーマンに譲られたものでした。
それをノーマンがエマに、脱獄後はB06-32に向かうといいと託したものです。
レイがこのペンを初めて見たのは、脱獄後エマに「どこか行く当てはあるのか?」と尋ねた時です。
アルヴィピネラの蛇
アニメではアルヴィピネラの蛇は、追いかけてきた野良鬼を巻くために登場しましたね。
しかし原作ではエマたちもしっかりと落ちているんです。
エマたちはアルヴィピネラの蛇の仕掛けにかかり地下に落ちますが、そこでは不思議な虫をたくさん見ます。
上を見上げると根っこが張り詰めており、光は一切入ってこないような状態でした。
先にどんどん進んでいくエマたちでしたが、なんと天井に大きな動物が骨になって釣り下がっています。
エマたちが落ちたアルヴィピネラの蛇は動物を食べる木だったのです。
ウーゴ冒険記を読んでいたみんなは、この木が本に出てきたアルヴィピネラの蛇だということにすぐに気がつきます。
こうしてエマたちはウーゴ冒険記が旅の手引書だったということに気づきました。
幸いなことにアルヴィピネラの蛇は接触でしか動物を感知することができず、寒さが苦手でした。
エマたちは幹を登り、外に出ることに成功!
こうして自分たちは外の危険についてほぼ何も知らないということを知ったのでした。
この辺は全部カットでしたね!
2話
2話と原作漫画ではほぼ差異がありませんでした!
1話・2話のネタバレはこちらをご覧ください!
↓
3話
3話では原作漫画では違いというかもうほぼ別物でしたよね。
その違いとは
- 農園の種類について知らない
- ムジカが別れ際にエマに伝えるはずの「七つの壁を探しなさい」とのセリフなし
- シェルターにユウゴがいない
- 部屋の壁にミネルヴァからの手紙
- ミネルヴァからの電話
- 「Poachers」→「help」に変更
この5つです!
それぞれご紹介していきます。
農園の種類について
原作漫画ではエマがソンジュとの狩の練習から帰ってきた後に、農園には種類があることをソンジュに教えてもらうことになります。
しかし、アニメではすべてカット。
原作漫画ではギルダが計画のズレ(フィルたち全員を迎えにいくために自分たちだけでは人数が足りない)などを気にしていたことから、他に人間はいないのかという話になったわけですが、アニメではこの話すら出ませんでした。
エマたちは現状自分たちが暮らしていたグレイス=フィールドのことしか知りません。
ムジカの助言なし
原作漫画では、ムジカがエマにお守りを渡す際に「七つの壁を探しなさい。あなたたちの目指す未来はそこにある。」との助言をします。
ここでエマは七つの壁の存在を知り、人間の世界へ渡るための策を知るわけです。
しかし、2期アニメの3話ではお守りは受け取るものの、この助言はなし。
エマはそもそも七つの壁の存在を知ることはなくシェルターに向うことになったわけです。
ただし、お守り自体は受け取っているので、ムジカがエマの手助けをしたいと思っていることにはアニメでも原作漫画でも変わりはないのかなと思います。
→ムジカのお守りの効力とは?(※かなり重大なネタバレを含みます)
ユウゴ不在
私が一番驚いたのはここ!
超重要人物であるユウゴがまさかの不在。
しかも、アニメの感じだとユウゴはすでに他界している様子でしたよね。
机にはクッキーやティーカップがあったので、ユウゴの存在自体は消されてしまったわけではないようでしたが、死体すらもなかったので、シェルターではない場所で死亡したのか生きてはいるけどシェルターにいないのか気になるところですね!
ユウゴが不在となると、今後アニメではかなり原作漫画とストーリーが変わってくる可能性が高いです。
そもそもGPにたどり着くことができるのか怪しいですよね。
部屋の壁に手紙
ユウゴ不在に伴ってできた設定度と思いますが、ユウゴがいるはずの部屋には手紙がありましたね。
しかも未開封でしたので、ユウゴたちも読んでいないのだと思います。
原作漫画では、図書室にあった古文書の中にミネルヴァからの手紙が挟まっていました。
内容としてはほぼ同じですが、一点だけ違うのは原作漫画の方では「しかしもし”その先”この”安住の先”を目指すならペンを持ってこの場所へA06-63」と書かれていたところです。
つまりこのA06-63がGPというわけですが、アニメではやっぱりGP編は全カットということなのでしょうか?
シェルターの状態
原作漫画では、食料などはほぼない状態で畑に野菜がなっていました。
しかしアニメでは食料は原作よりはある状態。
野菜は全く植えてありませんでした。
シェルターに元いた人はそんなに長くは滞在せず、そしてエマたちがくるよりもはるかに前にいなくなってしまったようですね。
机に置いてあったクッキーも腐っているような状態でした。
そして最も違う点としては、ピアノの後ろにある隠し部屋です。
原作漫画ではあの部屋は武器庫となっており、武器がたくさん詰まっていました。
しかし、アニメではもぬけの殻。
何も入っていませんでしたね。
ミネルヴァからの電話
3話の最後にエマが電話を取ると「ウィリアム・ミネルヴァです」との声が聞こえましたね。
これも原作漫画ではなかった展開です。
しかし、漫画でも別の場所ですがこのような展開がありましたよね。
その時と同じであるならば、この電話は録音なのではないかと思われます。
helpに変更
イヴェットが見つけた部屋には大きな文字で「help」と書かれていましたね!
しかしこの文字、原作漫画では「Poachers」つまり「密猟者」と書かれていたのです。
これってどういうことなんでしょうか?
なんか意味深な変更ですよね。
この文字を書いた人の書いた時の心境は変わらないと思いますが、単語が変わっているので今後の展開に影響してきそうですね!
4話
4話でも急展開となりましたね!
違った点は
- ミネルヴァからの録音
- helpと書かれた部屋に残されていた日記の内容
- 目的地はD-100 西の外れ
- シェルターでしばらく生活しその後爆破される
こんな感じです。
それではそれぞれご紹介していきます!
ミネルヴァの伝言
3話の最後でエマがとった電話はやはりミネルヴァからの伝言であり、録音でした。
その内容は
- 本名はジェームズ・ラートリー
- かつて農園の関係者だったが、約束のせいで食用児たち人間が犠牲となっていることに1人の人間として耐えきれなくなったため、気づいた子達だけでも逃げられるようにとシェルターを用意した
- その隠れ家で一生暮らしてもいいが、人間の世界を目指すならペンに「FUTURE」と打ち込むといい
とのことでした。
これは完全にアニメオリジナルですね!
日記の内容
helpとたくさん書かれた部屋には日記と思しきものが残されていました。
これはユウゴが書き残したものだと思われます。
その内容とは
「みんな死んでしまって自分1人だけになってしまった。ここに長くはいられない。私も人間の世界を目指すことにした。これを読んでいる君も諦めるな!」
というようなものでした。
当然ですが、原作漫画にはこのようなメモは残されていません。
ユウゴがいないことの理由づけでしょう。
目的地
ミネルヴァの残した録音の内容の通り、エマはペンに打ち込みます。
すると、地図が出てきてD-100。
西の外れが赤く光りました。
ここを目指せば人間の世界に行けるということのようです。
これも原作漫画ではなかった展開ですね!
ですが、西の外れということなのでおそらくラムダ7214を指しているのではないでしょうか?
シェルター爆破
その後エマたちはいたって平和に暮らしていました。
しかしそんなある日、ハウスからの追っ手がついにシェルターを爆破。
入り口から侵入されてしまいます。
なんとかエマたちは外に出ますが、森にあと一歩というところで追っ手に包囲されてしまったのです!
不幸中の幸いで、追っ手は野良の鬼に食べられてしまったので、エマたちは一目散に駆け出しました。
これも原作漫画とは違う展開ですね。
原作漫画でもシェルターが爆破される展開となるのですが、ユウゴとルーカスが犠牲になることで、エマたちは助かります。
→ユウゴとルーカスの最後について
しかも原作漫画ではアンドリューという、農園を統括している男の直属の部下が攻めてきてかなり恐ろしい展開となったのですが、アンドリューも出てきませんでしたね。
原作ではアンドリューがフィルにも接触していましたが、アニメではその描写もありませんでした。
→アンドリューのしたこととフィルとの接触
ここでシェルターが爆破されるということは、GPは完全にカットとなるでしょう。
イザベラの状況
イザベラは食用児たちを逃してしまった罪で監獄に入れられていました。
しかし、あまりにも優秀な人材だったためチャンスを与えられたのです。
もし逃げ出したエマたちを全員連れ戻すことができれば、首の数字を消し心臓の装置を外すことで自由にしてやると農園を管理する鬼に言われます。
さらに鬼はイザベラの耳元で囁きます。
この条件を聞いてイザベラは必ず成功させると誓いました。
こちらも原作とは違う展開です。
原作漫画ではイザベラに代わり、グランマ・サラが「イザベラを制御しきれなかった」として出荷されます。
そして、イザベラはグランマに昇格となったのです。
→グランマ・サラって何者?最後どうなった?
しかしアニメではサラは出荷にならず、イザベラはあくまでママの状態でエマたちと戦うことになりそうですね。
5話
5話では突然の急展開が多かったですよねw
え?どういうこと?と感じた方も多かったのではないでしょうか?
ということで、原作漫画と比較していきます。
5話で違った点は
- 急に鬼の街登場!エマたちが農園から脱走してから1年過ぎていた
- エマたちは鬼の街の外れにある洞窟のような場所で自給自足の生活
- 目指しているD-100にはまだついていない
- エマたちが住んでいるところに目の見えない鬼のおじいさん登場
- エマたちが住んでいる場所は「邪血の神殿」
- 食料等の調達にトーマとラニオンも連れて行くが鬼に人間だということがバレる
- 鬼に追いかけ回され、包囲されてもうダメかと思ったが、鬼ではなくお面をかぶったノーマン登場
この7つです!
シェルターを追われた後
4話の最後でエマたちが元いたシェルターは爆破されてしまいましたよね。
その時点でGFを出てからどのくらい経っていたのかわかりませんが、なんと5話の初めでは、GFを出て1年が経っていました。
そしてエマたちがいたのは、鬼の街。
庶民の鬼たちが暮らす商店街のような場所を、鬼のお面をかぶって変装して出歩いていたのです。
それも、鬼の街の外れにある邪血の神殿で暮らす家族みんなのために食料などを調達するためでした。
案の定GP編は全カットされてしまったようで、GPで出会った仲間は誰1人いませんでしたね。
ちなみに原作漫画では、シェルターを爆破されてしまった後、GPで出会った仲間を引き連れて「ライオンのあご」=ノーマンが拠点として生活している場所を目指して森を抜けようとしていました。
しかしアニメでは目的地としていたD-100にたどり着くために、生活できる地を巡って少しづつ歩いているという感じでした。
そのため現在は邪血の神殿から進めずに立ち止まっている状況です。
これは完全にアニオリですね。
原作漫画でも鬼のまちを変装しながら歩くシーンはありますが、そこで生活することはありませんでした。
目の見えないおじいさん登場
エマたちが暮らしている邪血の神殿は神聖な場所のようで、おじいさんはりんごをお供えに持ってお祈りにきているようでした。
お祈りの内容は「家族がもっと美味しいご飯を食べれますように」というようなもの。
この言葉を聞いてエマは、鬼にも家族がいるんだと実感したようでした。
これもアニオリの展開で、原作漫画ではなかったものです。
さらに街では鬼の家族も登場し、人間を食べることができないからどんどん退化してしまう子どものために、GFの肉を探そうとする大人という事情も描かれましたね。
このような内容を入れることで、鬼にも家族がいるし食べ物がなければいきていけないこと。
そして、人間が動物の気持ちを考えずに食べていることと同じように、鬼も人間の気持ちを考えずに食料としか思っていないことを表現しているのだと思います。
実際に原作漫画では、鬼の街の商店街を親子で歩いている鬼を見て、「鬼もただ生きているだけなんだ」とエマは感じています。
鬼に正体がバレる
鬼の街に食料などを調達しに行く時はエマとレイ、ドンとギルダの4人で行っていました。
ですが、トーマとラニオンもみんなの力になりたいと、一緒についていくことにします。
食料を森で調達し、保存用の木の実などを手に入れるために街に出た際にトーマとラニオンが鬼にぶつかってしまったのです。
その際の挙動不審な態度と匂いで人間が近くにいるとバレてしまいます。
エマとレイは鬼を巻くことにし、トーマとラニオンはどんとギルダと一緒に迂回して神殿に帰ることにしました。
これもアニオリの展開ですね!
なんでトーマとラニオンを挟み込む形で歩かずに、後ろを2人で歩かせたのかが本当に謎です…w
個人的にはそこばかり気になってしまいますw
ノーマン登場
エマとレイは鬼をなんとか巻き、逃げ切れたかと思ったその時、次は違う鬼たちに周囲を囲まれてしまいます。
しかし、それはなんと鬼のお面をかぶったノーマンとその仲間なのでした。
これも原作とは違いますよね。
ノーマンとの再会は原作ではまだ先で、ライオンのあごにたどり着く前にノーマンの仲間と出会い、一緒にアジトに向かいその先でのやっとの再会でした。
アニメではノーマンが仲間を引き連れて直々にやってきたみたいですね。
しかも原作ではかなり成長したノーマンと再会することになったわけですが、アニメでは出荷になった時の背丈や見た目とほぼ変わらない状態でしたね!
6話
6話はまさかの1期の総集編ww
どういうこと?状態ですよねw
ネットの声についてはこちらから
→約ネバ2期がひどすぎて炎上!?
7話
7話ではかなりいきなり話が進展しましたね!
原作漫画とアニメでの違いは
- 鬼の神殿でノーマンと脱獄してきたみんなが会話
- ラムダについてさらっと説明
- ノーマンとラムダからきた仲間はアジトではなく、プレハブのようなところにいる(ただし救出した食用児はアジトにいるらしい)
- 現時点で今すぐにでも鬼を滅ぼせる計画が立っている
- そして早く実施したいという状況
- 原作漫画でのノーマンの一番最初の計画は農園を全滅させること
- その次の計画が五摂家の毒殺及び村の鬼の皆殺し
という感じです!
それぞれご紹介していきます。
ノーマンとみんなの会話
レイとエマがまずノーマンと再会し、その後2人がノーマンを連れてみんなのところに帰ります。
みんなはエマたちのように驚いたり、本当のノーマンなのか疑ったりしました。
そして、ノーマンは今までどこにいたのかなどについてみんなに説明します。
この話の内容はほぼ原作漫画と変わらなかったですね。
ちなみに、ノーマンとエマが再会した時の会話も原作と一緒でした。
ただし、会話をしている場所がノーマンたちが暮らしているアジトではなく、エマたちが一時的に過ごしている神殿でしたね。
これは、エマたちがノーマンの仲間に連れられてライオンのあごにたどり着くというお話がカットされているためでしょう。
しかもノーマンたちは一時的になのかわかりませんが、ライオンのあごではなくプレハブのような場所にいるようです。
ラムダについて
ノーマンが出荷後過ごしていたΛ7214についてもかなりさらっと触れられていました。
原作漫画ではノーマンがどのように過ごしていたのかや、食用児がどのようにして実験されているのかもしっかりと書かれていました。
しかし、アニメではその描写も一切なかったため、ノーマンが薬を服用していたのかどうかや、ノーマンの仲間のヴィンセントたちの薬の副作用は出ているのかについてはわかりませんでした。
同じくΛ出身であるアダムもGP編のカットによってアニメでは一切登場していないので、ノーマンたちの投薬の影響については全くないものとされているのかもしれませんね。
→アダムって?
さらに、鬼への復讐心もバーバラが「今でも頭に体にこびりついてんだΛであいつらにされてきたこと。毎日毎日マジで地獄だった。」と表現していますが、想像しにくいですよね。
鬼を滅ぼす計画
アニメでノーマンは鬼たちを退化させるための毒を量産して所持、それを使って滅ぼす計画を立てていると話していましたね。
しかし原作漫画では第一にまず、鬼の退化のために農園を全て破壊することを目的としていました。
そうすれば鬼は人を食べることができず、いやでも退化してしまうからです。
ヴィンセントは農園から救出した食用児をアジトで匿っていると話していたので、この計画はエマたちには話していないだけで進んでいるようです。
そして次に五摂家を潰すこと。
鬼には王族で絶対的な権力を持つ「五摂家」が存在しています。
その王族を潰し、鬼の社会を崩壊させようとしていました。
しかしGPのあたりを全カットしてしまったことで、五摂家も現時点で誰1人アニメでは登場していませんし、この計画もなきものとなりそうですね。
→五摂家メンバーについて
8話
8話でも原作漫画と違う点がありましたね!
違う点としては
- 「七つの壁を超えて約束を結び直して鬼が追ってこないようにしてから人間の世界に逃げればいい」の部分がカット
- ノーマンはギーランと手を結んでいない?
- GFに人間の世界への入口があることをすでに知っている
- エマは七つの壁を探しにいくのではなく、ソンジュとムジカを探しにいく
- ノーマンが五摂家を殺させる前ではなく、エマが5日以内に戻ってくることが絶滅を避ける条件
- アダムが未登場の状態でノーマンたちの副作用が出ている
こんな感じです!
それでは一つづつご紹介していきます。
七つの壁や約束はないことに?
エマやレイとノーマンが鬼を絶滅させるかどうかについて議論している際に、アニメでは単に「人間の世界に渡ればいい」とエマが提案しています。
原作漫画では「七つの壁を超えて約束を結び直して鬼が追ってこないようにしてから人間の世界に逃げればいい」と話しており、エマは具体的に鬼の世界と人間の世界の分離について考えていました。
しかしアニメでは七つの壁も約束も存在していないかのような扱いとなっていましたね。
ノーマンの計画もなし?
原作漫画でノーマンは王家のギーラン卿と手を結び、五摂家を壊す計画をしていました。
そして、ノーマンが王家を襲撃する前にエマが七つの壁を見つけて戻ってくることを、ノーマンの計画している鬼の絶滅を止める条件にしていました。
これがアニメではソンジュとムジカを探してくるというものに変わったわけです。
アニメではこの計画について一切触れられておらず、ノーマンはギーラン卿とは手を結んでいない様子でしたので、五摂家もアニメには出てこないでしょう。
GFに人間世界の入り口が存在
原作漫画ではまずはエマが鬼の王と約束を結ぶことが第一の目的でした。
その後ノーマンのシェルターが襲撃を受け、GFを目指すことになります。
しかし、アニメでは現時点で「人間の世界への入り口はGFにある」と断言しています。
その上で、鬼がたくさんいて監視されているGFの地下の人間の入り口に乗り込むのは無理があるといったのです。
このままいくと最終的には約束や七つの壁については何も触れずにGFを目指すことになりそうですね。
5日以内にソンジュとムジカを探す
エマは絶滅を止める条件として、ソンジュとムジカを連れてくることを提案しましたね。
この行動は、ソンジュとムジカに会えば危険ではないことがわかるということなのだと思いますが、あまりに危険ではないかと思ってしまいます。
エマらしくないですよね。
原作漫画でもソンジュとムジカを探す展開となりますが、それはノーマンがギルだとドンに依頼したからでした。
エマはノーマンがソンジュとムジカを殺してしまう可能性があると踏み、警戒するようにドンとギルダに伝えています。
そんなエマがアニメでは自分から探してくるというので、ちょっとびっくりしますよねw
さらに、ノーマンはソンジュとムジカの捜索の際に、自分の仲間を護衛としてつけています。
それもソンジュとムジカを暗殺するためです。
しかし、アニメではエマとレイ、ギルだとドンの4人だけで捜索することに。
しかも「ソンジュとムジカは鳥を探しにエマたちが暮らしているところの近くに来ているかも」とまで話が進んでいました。
アダム未登場で薬の副作用が
ノーマンをはじめとするラムダ出身の食用児たちには投薬の副作用が出ていましたね!
これはアニメでも原作でも共通の出来事ですが、アニメではアダムが登場していません。
アダムが唯一ラムダでの副作用が出ていない食用児だったわけですが、その辺はどうするのか気になりますね。
ノーマンの病気についてはこちらから
→ノーマンの副作用について
9話
ノーマンのラムダでの生活の様子や投薬などの実験は原作漫画と同じでしたね!
ラムダからの脱出は原作漫画よりも鮮明に描かれていました。
ただし、ここでもアダムとはっきり判別できる人物は登場しませんでしたね。
原作漫画と違ったのは
- どんどん進んでいくソンジュとムジカの捜索とノーマンの計画
- ムジカのお守りはムジカに出会うためのもの?
- ノーマンは計画を無理やり実行
- エマやレイたちが暮らしていた神殿に来ていた鬼のおじいさんの孫がエマという名前
- そしておじいさんは邪血だった
- 鬼たちが家族を守ったり、家族の死を見て悲しむ姿を見てノーマンは迷う
- そこにソンジュとムジカを連れたエマが到着
というようなところでした。
それぞれ詳しくご紹介していきます!
ムジカのお守りの効果
ムジカのお守りの効果は原作漫画とは違い、どうやら
ムジカとエマを引き合わせる
というようなことだったようです。
なので、アニメではやっぱり約束や七つの壁については触れることはなさそうですね。
ただ、約束を勝手に破り人間の世界に渡ることはできないと思うので、その辺をどうするのか気になりますね。
原作漫画でのムジカのお守りの効果についてはこちらから
→ムジカのお守りってどんな効果があったの?
ノーマンが計画を実行
ノーマンがエマたちにソンジュとムジカを探させているうちに、鬼の街を襲撃してしまいました。
ノーマンが計画の実行を早めたのは原作漫画でも同じでしたが、計画の内容は違ったので、やっぱりアニメでは五摂家は登場しませんでしたね。
アニメでは今後この街で邪血を使い、騒ぎを収める展開になるかなと思います。
ただ、エマの望んでいる鬼の世界も人間の世界も両立した状態を作るには、鬼の王族の考えを変えなければいけないので、どこかしらで登場する可能性はまだあると思います。
鬼のおじいさんが活躍
エマたちの暮らしていた神殿に、お祈りをしに来ていた鬼のおじいさんが、まさかの邪血だったということが判明しましたね!
しかもおじいさんの孫の名前は「エマ」。
これは驚きましたw
この辺は完全にアニメオリジナルです。
おじいさんはもしかしたら、ムジカの知り合いか親戚にあたる人なのかもしれません。
今後ノーマンが起こしてしまった騒ぎを収め、鬼を救うためにムジカと一緒に活躍することになりそうですね。
10話
- 暴れたのはレグラヴァリマではなく、毒で野良鬼になった鬼
- バーバラたちも鬼を殺すことができない様子
- 街の北側はムジカたちがなんとかした
- その後は街の鬼たちに任せた
- その頃グレイスフィールドではフィルたちの全員出荷の偽情報を流していた
- ラムダ計画が進行
- おじいさんがペンの先を所持
- ペンの先を差し込むと農園の警備の記録が出てきた
- 副作用の治療薬の製造法まで書かれていた
- おじいさんの孫がノーマンに謝る
- こうしてグレイスフィールドに戻り、フィルたちを助ける方向に進んだ
- しかし夜中にヴィンセントが勝手に無線機を使いグレイスフィールドと連絡を取っていた
それぞれご紹介して行きます!
暴れたのは野良鬼
原作漫画では、ノーマンとエマがやっと本音で話し感動ムードになっているときに暴れ出したのは鬼の女王であるレグラヴァリマでした。
しかしアニメでは、王族は一切登場していないので、毒のせいで野良になった鬼に変更。
ソンジュが血を使いその場はなんとかなりました。
原作漫画で大奮闘していただけに、かなりあっさりしていた印象でしたね。
バーバラたちも慈悲があった
鬼は全滅させたい願望が強かったバーバラでしたが、鬼を目の前にしいざ殺すとなった際には、鬼に危害を加えられていた時の自分を思い出し、その鬼に重ねてしまっていました。
とうとうバーバラは鬼を殺すことはできませんでした。
原作漫画ではこのような描写はなかったように思います。
グレイスフィールドではとある計画が進行
グレイスフィールドでは、イザベラとピーターが協力し、エマたち全員をおびき寄せるために「フィルたちの全員出荷」という偽情報を出していました。
しかし、ピーターの計画はあくまで「ラムダ計画」の進行。
ピーターは安定して脳の発達した食用児を生産したいと考えていたのです。
ノーマンたちはこの計画を阻止するために、ラムダを破壊したわけでしたが、資料は残っていたようで計画の阻止までには至りませんでした。
ちなみにラムダ計画というのは、グレイスフィールドのような自由が少しはある農園を撤廃し、実験で脳を発達させる農園を増やすことです。
原作漫画では、ラムダ計画やフィルたちの出荷の情報などは出ておらず、ノーマンがアジトとして使っていた場所を襲撃されてグレイスフィールドに向かう流れとなっています。
おじいさんがペン先を所持
そしてなんと驚くことに、目の見えないおじいさんの鬼はペン先を所持していました。
ペン先には情報がたくさん詰まっており、農園の警備の配置や部屋の場所。
さらにはノーマンたちの副作用を治す薬の作り方まで書かれていました。
これはあんまりじゃないでしょうか…。
おじいさんが過去に森で倒れている人間を発見し、その人間からペン先を預かったというところまではわかりますが、そこに治療薬の情報まで書かれているとはw
ご都合展開にもほどがありますよねw
ヴィンセントが勝手な行動
ヴィンセントはノーマンたちが鬼の絶滅の計画をやめたのが気に食わなかったのか、勝手に農園に連絡をします。
しかも情報があるからと取引を持ちかけたのです。
当然原作漫画ではヴィンセントはこのような行動を取っていません。
しかも、ヴィンセントはノーマンのことが大好きなはずなので、ノーマンの足を引っ張るようなことをするはずはないと思うのですが…。
一体何を企んでいるのか謎ですね。
11話
11話でのアニメと原作の違いは
- ヴィンセントはノーマンの計画に乗っただけ
- フィルたち全食用児たちは一斉に移動開始
- ノーマンたちはグレイスフィールドに行くために気球で移動
- シスロたちやソンジュが大奮闘し、気球に向かってきた警備の鬼を排除
- エマたちは古井戸に入り移動
- ジェミマたちはフィルたち食用児に混じり、作戦決行
- 子供たちは鬼ごっこと称してエレベーターへ向かう
- エレベーターのあたりでエマとフィルが再開
- エレベーターは作動せず、ママたちに包囲されることに
- ソンジュとムジカに連れられた民衆がグレイスフィールドに乗り込みエマたちの味方をする
- ソンジュとムジカは王にはなっていない?
こんな感じです!
グレイスフィールドに潜入してからものすごいスピード感でしたねw
それぞれご紹介していきます!
ノーマンの計画とヴィンセント
前話で裏切ったかのように見えたヴィンセントでしたが、あえて的に情報を渡すことで、計画を実行しやすくするというノーマンの作戦に協力しただけでした。
そしてそのノーマンの計画とは
- 爆弾を仕込んだ気球と自分たちが乗り込む気球の2種類を用意
- 爆弾が乗っている気球を警備の鬼にうちおとさせ、森で火事を起こす
- その中のいくつかにシスロたちラムダ組とソンジュが乗り込み、爆発で警備があっけにとられているうちに一掃
- エマたちは農園の中に通じている古井戸の付近に降り立つ
このようなものでした。
この計画を実行し、エマたちは無事にグレイスフィールドの内部に入り込むことに成功しました。
この時フィルたち全食用児は大移動を開始し門に集結していたのですが、それもエマたちは見越しています。
ジェミマたちの小さな子供はフィルたちに紛れ込み、エマから合図があった時に一斉にエレベーターに行けるようにしていました。
この辺は完全にアニメオリジナル展開ですね!
エレベーターにたどり着くも包囲される
ヴィンセントがシステムを乗っ取り、ノーマンがエマたちを誘導。
フィルたちも食用児の誘導に成功し、全食用児がエレベーターに集まります。
これでやっと人間の世界に行けると思えたエマたちでしたが、エレベーターのリモコンを動かしてもエレベーターはびくともしません。
上を見ると、なんと銃で装備したイザベラをはじめとするママたちに全包囲されていたのです。
ものすごく早い展開でしたが、この辺は原作の最終章と同じ展開ですね!
そしてその後のママの裏切りもセリフも、原作とアニメで全く同じです。
しかし、展開が早すぎて感動するにもできない感じでした…。
ムジカは王にならない?
原作漫画ではムジカが新しい鬼の王となります。
ムジカが王になることで、鬼の世界の平穏も約束されたのです。
しかし今回は王族は破滅しておらず、ムジカはエマに協力するために民衆を連れてグレイスフィールドに侵入しています。
ということは、王族には無断で勝手に行動し民衆を連れ出す。
そして農園を破滅させようとしていることになりますね。
アニメでの約ネバの世界は農園と王族は通じていないということでしょうか?
この辺は謎が残りますね。
さらに、原作漫画ではあくまで「王族が農園を支配しているに近い状況」だったため、王族を潰したのちに全農園の廃止を決定・宣言しています。
こうして原作漫画でのエマは完全勝利となったわけですが、この辺についてもよくわからないまま終わってしまいそうです。
「約束」はどうなった?
約束のネバーランドの原作で、一番考察が盛り上がっていたのは「約束」と「ごほうび」ですよね。
しかしアニメでは一切触れられていません。
鬼の頂点に立つものとの約束のせいでエマたちは食用児として、鬼の世界にとらわれていたはずですが、その約束は結びなおさなくていいのでしょうか?
11話ではエマがノーマンとレイに聞いて欲しいことがあると言っていましたが、その辺が何か関係してくるのか気になりますね。
これがもし「ママたちも人間の世界に連れていきたい」とかだったら流石に笑ってしまいそうですw
せめて約束だけでも少しは触れて欲しい…と個人的には思います。
12話
12話と原作漫画の違いは
- ラートリーは逃げずに自殺
- 暴動が起こってやっと王族が登場
- ママたちを含む、エマたちはエレベーターで人間の世界へ
- しかしエマ、ノーマン、レイ、ラムダのメンバーは鬼の世界に残る
- エマは約束を結ぶ直し、この世界の全ての食用児を救い出したいと考えていたから
- ムジカも「この世界を変えたい」といい、力をあわせることになった
- ヴィンセントは人間の世界での量産農園の子供の治療のため、人間の世界へ渡った
- 食用児たちはどんどん人間の世界に馴染み、普通の生活を送った
- エマたちは次々と食用児を救い、約束を結び直すことに成功
- 鬼の世界の王はムジカとなり、エマたちは無事に人間の世界へ
ラートリーがあっさり自殺
原作漫画では、ラートリーは逃げ回った末に自殺します。
ですが、アニメでは足掻くことなくあっさり自殺。
原作漫画では「約束」と「ごほうび」がとても重要な内容となっており、エマたちは約束を結び直してから人間の世界へ向かっています。
なので、約束を結んだエマを殺害すれば、エマが結び直した約束はなかったことになると考えたラートリーは最後まで足掻き、エマを狙いました。
ですが、アニメでは約束を結び直していないので、エマを狙う必要はなくラートリーはあっさり死んでしまったということなのでしょう。(それにしても王兵とかも一切来なかったけど…)
最後の最後で王族登場
王族がここでまさかの登場w
しかも鬼の街での暴動にうろたえている様子だけが映りましたねw
エマたちが鬼の世界で残って戦うのに、王族の存在感を出しておかなければいけないからとひょこっと出た感じでした。
ママたちも含めた食用児たちが人間の世界へ
グレイスフィールドにいた、ママたちも含む食用児全員はあのままエレベーターで人間の世界へ渡ります。
原作漫画では、グレイスフィールドの警備員が暴れ出し、ママ(イザベラ)は死亡してしまいますが、アニメではそのような暴動は起きずにママはいきて人間の世界へ向かいました。
エマたちは鬼の世界に残る
多くの食用児たちは人間の世界へ渡ることとなりましたが、エマ、ノーマン、レイ、ラムダのメンバーは鬼の世界にのことを決意。
- 約束の結び直し
- まだ助けられていない食用児の救出
これがエマたちの目的です。
これも原作漫画ではなかった展開ですね!
そもそも漫画ではエマたちは全食用児を救出し、約束を結び直した後だったので、鬼の世界に残る必要が全くなかったからですね。
アニメではやり残していたことを一気に片付けようという感じで進んでいきます。
食用児たちは人間の世界に溶け込んでいった
漫画では約束を結び直した際に「ごほうび」によって、エマの記憶だけがなくなり、人間の世界に降り立った際に家族の元から離れた場所にいってしまいます。
そんなこんなで、食用児たちはエマの捜索に必死だったわけですが、アニメではそれはなし。
一足先に人間の世界についていた食用児たちは、どんどん溶け込んでいき自然な人間の生活を送っていました。
その後エマたちも無事の合流。
アニメでもエマは約束を結び直したようでしたが、エマの記憶もなくなっておらず幸せそうな感じでしたね。
ごほうびはどうなった?
上記でもご紹介したように、アニメでも約束を結び直したようでしたが、ごほうびはどうなったのでしょうか?
鬼の世界に向かった誰かがかけていたわけでも、記憶がなくなっていたわけでもありませんし、まさか本当に「搾取され続けてきた1000年を代償だから今回はなし」なんてことになったんでしょうか?w
みんなが幸せそうでよかったという気持ちと、約束を結び直す描写を入れるなら、ごほうびまで入れて欲しかったなという気持ちでなんだか複雑ですね…。
【約ネバ】2期アニメと原作漫画の違いは?かなり異なる?:まとめ
全12話でかなり早足な進み具合でしたが、みなさんはどう感じたでしょうか?
アニメと原作は別物と思いたかったけど、原作の大筋は変えずに大幅にカットされていくところがしんどかったなという印象です。
ただ、原作漫画では死んしまったママも幸せになれたり、エマの記憶がなくならなかったり、いいところはたくさんありましたね!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
・約ネバは全何巻?
・約ネバ漫画ネタバレまとめ